1996-02-23 第136回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
国際相場はリヨン相場と申しまして、三十ドル、三千三百円でございます。 したがいまして、生糸を産業の原料といたします絹織物業者にとりましては、このような高値はとてもたまったものではないということで悲鳴を上げているところであります。生糸価格形成の制度の運用に当たっては絹織物業者にも配慮をすべきなのではないでしょうか。絹業者が存在してこそ養蚕農家、絹糸業者もあるというふうに理解いたします。
国際相場はリヨン相場と申しまして、三十ドル、三千三百円でございます。 したがいまして、生糸を産業の原料といたします絹織物業者にとりましては、このような高値はとてもたまったものではないということで悲鳴を上げているところであります。生糸価格形成の制度の運用に当たっては絹織物業者にも配慮をすべきなのではないでしょうか。絹業者が存在してこそ養蚕農家、絹糸業者もあるというふうに理解いたします。
日本が買っておりますものの価格、これも時期によりまして多少の変動がございますが、大体一万円から一万一千円ぐらいということで、確かにリヨン相場に比べますとかなり割高でございます。私どもといたしましては、事業団が買う糸をできるだけ安くしたいというつもりがございますので、交渉の都度、中国に対してはもう少し出し値を安くしてくれるよう要請をいたしておるわけでございます。
○阪田説明員 御指摘のように確かにリヨン相場は約七千円から八千円でございます。それから、現在日本が中国から入れておりますもの、これは為替相場の変動によりまして相当変動がありますけれども、約一万一千円、最近は円高でございますので一万一千円を割った場合もありますけれども、一万一千円から一万二千円でございます。
○政府委員(二瓶博君) 日本蚕糸事業団が一元輸入ということで買っております中国の生糸あるいは韓国の生糸、こういうものにつきましては、海外のリヨン相場等に比べますと確かに高いわけでございます。ただ、問題は、このリヨン相場等につきましては、生糸の量自体が大体六万俵程度になっておりまして、中国が一手に輸出しているようなことでございます。中国はお国柄がございまして、大体建て値で決めております。
○永末委員 中国糸のリヨン相場が昨年の半ば以来上がってきておって、いま一万円ぐらいのところにいっておる。ところが、その中国の国内価格の基準はなお五千円程度のところにある。いまあなたの話で、糸価を上げるのが目的だと言いましたけれども、糸価を上げるのが目的ではなくて、もともとこの制度は、法律の名前に書いてあるように糸価を安定させるのが目的だというだけのことである。
これから一年後ずつ、八月をそれぞれとって内外格差を調べてみているわけでございますが、この場合にリヨン相場をとっております。リヨン相場が果たして国際的な相場ということで権威が完全にあるかどうか。
これに対しまして、リヨン相場を日本円で換算をしますと六千二百四十七円ということで、四二%ということでございます。日本の現物相場よりも六割近く低い水準の価格になっておるということでございます。